うつになる人、ならない人、その最大の違いは考え方。
うつになる人は、いやなこと、よくないことばかりに目が行き、うれしいこと、楽しいことに目が向かなくなっていく傾向があります。
うつ病にならない人は、その反対で、好きなこと、いいことばかりに目が行き、悲しいこと、つまらなことには目を向けません。
うつ病の原因として、遺伝的要因があるといわれてます。
しかし、一卵性双生児の場合、二人ともがうつ病になるのは約40%といわれています。
遺伝というよりも、性格や考え方の傾向などの、うつ病になりやすさが受け継がれていると考えられています。
遺伝的要因は、何かしら影響はあるものの、ストレスなどの他の要因が複数からみあって、うつ病を発症していると考えられていますので、あくまでも発症のリスクの一つとみられています。
うつ病は、脳の働きに何らかの問題が起きて発症すると考えられています。
発症のきっかけは、さまざまで、その人自身の物事に対する考え方や生活環境、日常生活において発生したストレスなどが複雑にからみあって引き起こされると考えられています。
脳の中では、情報を伝達するためにさまざまな神経伝達物質が働いており、そのうちセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンは、モノアミンと総称されています。
一説に、うつ病は、このモノアミンが減ることで引き起こされるとされています。
大学附属第二病院を経て、東京女子医科大学附属女性生涯健康センター 総合外来・メンタルケア科で外来診療を担当。内科・婦人科と連携しながら女性精神医療に携わる。
東京女子医科大学病院神経精神科、SD東京新宿メディカルセンター精神科など、大学病院や総合病院精神科ほか精神科救急病棟、認知症病棟を備えた精神科病院へも勤務。
精神科救急、リエゾン(内科・外科を始めとした身体科との連携)、老年期精神病など精神科疾患全般について経験を積む。
脳科学者。東日本国際大学教授。1975年生まれ。東京都出身。
東京大学工学部卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から2010年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。
脳科学者として研究活動を行っている傍ら、テレビ番組にも多数出演し、脳科学の観点からのコメントは注目を浴びています。
うつ病のお薬で多い副作用は、眠気やだるさなどです。 便秘や吐き気、下痢などの消化器症状も挙げられています。口の渇き、めまい、頭痛などもあります。
うつ病のお薬にはさまざまな副作用がありますが、そのほとんどは飲み始めて1週間以内にあらわれるといわれています。1~2週間ほど経過するころには落ち着いてくることが多いです。
しかし、高齢者や身体合併症のある方は、薬の蓄積により、経過とともに副作用が顕著になる場合もあり、当初副作用が目立たなくても注意が必要です。
人の気分や行動は、ものごとの捉え方によって大きく変わります。
ボトルに残っている飲み物を見て「まだこんなに残っている」とも「これしか残っていない」とも考えることができるように、あるできごとが起こったときに、どう捉えるかは人によって違い、またその状況によっても違います。
その捉え方を「認知」と呼びます。感情や気分に影響を及ぼしている偏ったものの見方や考え方を修正し、より現実的で幅広い捉え方ができるようにしていく治療法があります。
うつ病治療の情報が山ほど氾濫している世の中で、何を信じていいのかがわからない。こうした現状においてうつ病治療の本質をお届けするには、まず無料で本当に役に立つ情報を提供する事が重要だと考え、このメール講座を開催しています。